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コトリバコの都市伝説を題材としたショートストーリー

※この物語はフィクションです。祖父の四十九日が終わったあと、実家の離れを片付けることになった。山沿いの古い家だった。母屋の裏に建つ離れは長く使われておらず、子どもの頃から「近づくな」と言われていた場所だった。理由は知らない。祖父は厳しい人で...
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きさらぎ駅の都市伝説を題材としたショートストーリー

※この物語はフィクションです。終電に乗ること自体は珍しくなかった。その日も仕事帰りだった。疲れていたわけではない。少し帰宅が遅くなり、普段使っているローカル線の下り列車に乗っただけだった。車内は空いていた。乗客は数人。向かい側の席で眠るスー...
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隙間女の都市伝説を題材としたショートストーリー

※この物語はフィクションです。最初に気になったのは、音だった。新しく借りた部屋は古かった。駅から徒歩十五分、築三十年近い木造アパート。家賃は安く、大学まで自転車で通える。一人暮らしには十分だった。六畳一間。ベッド、本棚、折りたたみ机。家具を...
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オルレアンのブティックの都市伝説を題材としたショートストーリー

※この物語はフィクションです。旅行というものは、少しだけ人を大胆にする。フランスへ留学して半年。美咲は、授業のない週末を使って地方都市を巡ることにした。行き先はオルレアン。歴史のある静かな街で、観光客もパリほど多くない。石畳の道、古い建物、...
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テケテケの都市伝説を題材としたショートストーリー

※この物語はフィクションです。冬の夜は、音が遠くまで届く。住宅街を抜ける細い道を歩きながら、健太はマフラーに口元を埋めた。部活帰りだった。いつもなら友人と駅まで一緒に帰るが、その日は補習で遅くなり、一人だった。夜十時過ぎ。住宅街と線路の間を...
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鮫島事件の都市伝説を題材としたショートストーリー

鮫島事件※この物語はフィクションです。大学二年の冬だった。その日は講義もなく、アパートで一人、退屈な午後を過ごしていた。外は曇り空だった。窓の向こうには灰色の雲が垂れ込め、夕方には雨になるらしい。机の上には飲みかけの缶コーヒーとノートパソコ...
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紫鏡の都市伝説を題材としたショートストーリー

紫鏡※この物語はフィクションです。「ねえ、知ってる? 紫鏡の話」その言葉を聞いたのは、高校二年の秋だった。放課後の教室には私と友人のサツキしか残っていなかった。西日が窓から差し込み、教室全体を赤黒く染めている。誰もいないはずなのに、妙に静か...
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くねくねの都市伝説を題材としたショートストーリー

くねくね※この物語はフィクションです。あれを見たのは、小学生の頃の夏休みだった。毎年、兄と一緒に祖父母の家へ遊びに行っていた。北海道の田舎だった。家の周りには広大な畑が広がっている。見渡す限り緑色の景色が続き、その向こうには低い山並みが見え...
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バスタブの悪夢(Kidney Heist)の都市伝説を題材としたショートストーリー

バスタブの悪夢(Kidney Heist)※この物語はフィクションです。「お前、本当に一人で行くのか?」成田空港の出発ロビーで、同僚の高橋が笑いながら言った。「三泊四日だしな。仕事ついでの観光だよ」健太は肩をすくめた。海外出張は珍しくなかっ...
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だるま女 の都市伝説を題材としたショートストーリー

だるま女※この物語はフィクションです。新婚旅行の最後の夜だった。夫婦は異国の街を歩いていた。石畳の道。古い建物。夕暮れの柔らかな光。妻は上機嫌だった。「ねえ、帰ったらアルバム作ろうね」「写真撮りすぎだろ」夫が笑う。「だって楽しいんだもん」妻...